車輌紹介:衝突試験車(国鉄長野工場)

先日書いた通り、車輌紹介をいたします。




・衝突試験車(国鉄長野工場)
 高運転台車輌の耐久性・安全性をはかるため、オハ60 144・145を種車に高運転台の急行顔を取り付けた国鉄長野工場の実験車。
 ほとんど未加工の車体に、格子状に黒線の入った白い前頭部が印象的な車輌。

他の改造で東海急行の頭部が2つ余る事になったので、ならば冗談で2つ作ってみようと作成しました。

こちらの衝突試験車、どういう訳かすでに作例が二つもあり、元のインパクトも相まってプラレールではすでに見慣れた車輌。ならば一捻り加えようと実在しない中間車も作成。

元々片手間で作ってあったオハ60の屋根にパンタグラフを搭載しただけの物です。
車体そのものは窓割りの変更しただけなので屋根の交換するだけでオハ60に戻せます。逆に製品のオハ46にパンタグラフを載せる事も出来ます。


(画像は別の廃車体)

切妻車体では珍しいオハ60の三枚窓はプラ板・プラ棒で再現。
1㎜プラ棒二本に、およそ1.5㎜幅に切り落とした0.3㎜プラ板を接着しました。

「自走可能な車輌なら営業運転も可能だろう」と理解不能な発想から実車と異なり側面扉と窓サッシも設置。

それぞれの素材は

・乗務員扉→209系金型(2㎜ほど延長)
・窓サッシ→東海急行(窓を90°回して加工)
・客室扉→ダイソープチ電車E231系(切り詰めて使用)

となっております。

整備上の利便性や、加工の都合からシャーシを種車の一体成型から東海急行のシャーシが入るように加工してあります。
そのままでは客室扉が干渉してシャーシが入らないので…

ドアを切り取った後、裏下部を削ってから接着。



さて終始トンチキな形で作り出されたこのプラレール。実物を見た人からは「なんでここまで気合い入れて作ったの?」との感想をいただきました。

何故作ってしまったんでしょうね?