千ノ気まぐれ誌

爆裂惰性筆法

無題

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不意の事故で割れてしまったのです。

剥き出しで転がる動力車を見たとき、私は思考が止まって立ちつくすしかなかった。
実に悲しい姿の''死体''でした。

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屋根に人字状に線が入っているのがわかるでしょうか。
僅かに漏れた接着剤が白くなっているのです。

この車輌は仲間から八〇〇円で買った物だったと記憶しています。
不動と聞いていましたが修理の結果、易々と走行したのです。
その日より今日まで傷一つない自慢の車輌として
愛でていました。

限定販売の美品から中古の三流品に堕としてしまった自分がなんとも不甲斐ない。

嗚呼、何とかして治せないものでしょうか。f:id:Plarailer009:20200402234824j:plain