どうすればいいのだこれは

この設計図はスロ52という北海道向けの二等客車である。

どの窓柱を残すかによって窓の寸法を変えている。
さて悩ましいのがここから。

一番上の8㍉は窓間隔が一新されている分、気兼ねなく大胆な改造が出来る。
その反面強度に不安が残る事、若干造形が大雑把な事が問題。

真ん中の7.5㍉はドアから5本目を残す為、若干の強度が期待出来る。
こちらはそのしわ寄せがドア側によっている事、側面の切り継ぎが煩雑化する事が問題である。

一番下の7.25㍉は上に加えて前2枚の窓をそのまま縮めるだけなので最も強度が期待でき、なおかつその分切り継ぎの煩雑さも解消できる。
ただし寸法が0.01㍉単位なので最も過酷な調整が強いられる。

果たしてどれにすべきか、非常に悩ましい選択である。